【2018年8月11日(土)奉拝】
皆さん、お盆休みはどちらに行かれましたか。
私は古都京都や徳島、それに高知など遠方を廻りました。
私の好きな神社建築を存分に撮影し、境内を散策後、御朱印を求めたのはもはや言うまでもありません。
その夏休み第一号として参拝したのが京都の「今宮神社」でした。
京都は過去6回行ったことがありますが、神社は北野天満宮(京都市上京区馬喰町)や平安神宮(京都市左京区岡崎西)、下鴨神社(京都市左京区下鴨)などを撮ったぐらいで未訪問の神社が多く、私的に課題を残しておりました。
そこで、リストアップした中から今宮神社(京都市北区紫野)への参拝を決めたのでした。
8月11日ー。京都駅でバッグを預け、JR奈良線と京阪本線、それに市内巡回バスを駆使し目的地へ。東京駅を脱出した朝7時台から、途中散策したとはいえ、時計の針を見ればはや14時。陽は高く、ジリジリと焼ける様な暑さの中、視界に大きな楼門が見えてきました。
昭和元(1926)年に造営された楼門は、京都で多く見られる朱で塗られており、私にとっては、学生時代の京都旅行を彷彿とさせる懐かしい色彩です。
楼門をくぐると、急に視界が開けます。
神社ではあまり見られない松が散見でき、それぞれの樹々の配置がすべて計算されている様な美しい景観が視界に広がりました。この大きな楼門がかっちりと俗界と神域を隔てることで、神域に立ち入った瞬間に世俗とのギャップを感じ、私たちは感動を覚えるのかもしれませんね。
さて、参拝後の醍醐味は何と言っても御朱印にあります。
私の目の前で若い女性が、「あのー、御朱印初めてなんですが・・・」と初々しく御朱印を求める姿がありました。今宮神社では、当社の御朱印帳を購入すると、3ページ分の御朱印を拝受でき、御朱印集めをされている人にとっては垂涎モノ。
かくいう私もそれが目当てだったのですが、御朱印を集め始めたころに買ってしまった御朱印帳が残っていることに気づき、眼前にして入手を断念。それでも涼しげな筆跡が美しい御朱印を頂くことができ、大満足の神社小旅行でした。
ほいじゃ、帰りましょっ。
蛇足ですが、神社に行く前に糺の森(京都市左京区下鴨)で行われていた古本市で時間を大幅に使ってしまい、城南宮(京都市伏見区)と宇治上神社(宇治市宇治山田)の参拝を諦めました。