杜の中の閑話室

20代の若者が気ままに神社めぐり!Yahoo!ブログから引越してきました!

鶴の随神門「白鳥神社」

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8月12日、大麻比古神社の帰りに寄り道した「白鳥(しろとり)神社」(香川県東かがわ市松原)です。

主祭神日本武尊ヤマトタケルノミコト)は死後白鶴となり、讃岐の松原に止まったという言い伝えがあります。そしてこの地に神陵を建て祀ったのが、当社の由来なんだそうです。

 

 

 

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拝殿の四隅が反っているのは、当社の由緒の「白鳥が飛び立つ様子」を表現したのかも知れません。

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であれば、本殿は「流造」かと思いきや、直線的な「神明造」でした。
天皇縁の祭神として「神明造」を採用したのでしょう。因みに、日本武尊人皇12代皇子代。

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江戸前期に聖護院宮道晃法親王(しょうごいんのみやどうこうほうしんのう)が書かれた題字書で、この神額は、寛文4(1664)年に松平頼重によって奉納されました。

鈴と鈴緒、扁額を下から写したアングルは、私の好きな構図の一つです。


この神社の見所は、何といっても狛犬と隋神門ですね。
それぞれ見てみましょう。

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境内の駐車場から一ノ門の前で迎えてくれる狛犬は、寛文4(1664)年生。

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両方とも威嚇というより、嘲笑っているような表情ですね。
右手の獅子は、目がつり上がり、口も大きく裂けています。
その風貌、まさにエイリアンの如し!ってことで、勝手にコマリアンと命名します笑。

先日掲載した大麻比古神社狛犬と同じで、江戸期の狛犬には現代にはないユニークさがあります。最近では、そんな面白いコマを探すために、全国の神社を探訪する強者もいるほど。

私は彼らほどではありませんが、変わり種のコマを見つけた時はなるべく写真に収めるようにしています。時には顔面どアップで撮ったりすると、その後自分で作成した神社の写真集も映えますので、振り返って見てもいい思い出になります・・・。

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次に、コマリアンと神門をくぐった先に、こちらの隋神門があります。
随身門というと、随身像を置くのが普通なのですが、こちらはなんと白鳥(ツル)!
またの名を「鶴の門」とも呼び、東かがわ市文化財に指定されています。

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よく見ると、狛犬と同じく阿吽になっていて、もちろん配置も同じです。
今も飛び立たぬよう金網をめぐらし、その間から、私は彼らを見つめました。

遠くを眺めているような瞳と傷んだ身体に、どことなく寂を感じながら、日本武尊に思いを馳せた参拝でした。



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隋神門をくぐって最初の一枚。
御朱印は、左手にある社務所(授与所)で頂けます。

 

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絵馬殿と巨大な矢。
武家は「弓矢の神」としても崇敬した歴史があります。


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裏参道の鳥居