杜の中の閑話室

神社を求め、ただ一人。山へ海へ里を歩く紀行譚!

【香川】「滝宮天満宮」の見どころと御朱印

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8月13日ー。

香川県綾歌郡綾川町に鎮座する「滝宮天満宮」へ行ってきました。
近くには府中湖へ通じる綾川があり、その河畔にある滝宮公園にて駐車できます。

さて、天満宮という名前から、学問の神様こと菅原道真公を祀っている神社になります。それだけに、学業向上や合格祈願に参拝される方が多く、初詣も賑わいます。

私事ですが、以前一度参拝したことのある神社だったので、自宅の近くでありながら、ずっと後回しになっていました。今回帰省で再訪できるチャンスだったのと、他サイトですぐ隣にある「滝宮神社」の御朱印も頂けることを知り、期待して参拝しました。

 

 

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拝殿の正面です。
天満宮と書かれた大きな扁額が掛けられています。

神社にある扁額は「神額」とも言いますが、○○大明神といった祭神の名前ではありませんので、額の形(横長)から扁額と私は読んでいます。

鈴が小振りで可愛らしく、音も軽い音がしました。

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菅公(菅原道真の敬称)を描いた色鮮やかな絵馬も掛かっています。

 

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ぐるりと廻ってこちらが本殿になります。

さて、滝宮は讃岐うどん発祥の地(諸説あり)として、以前NHKの番組「ブラタモリ」にて紹介されたことがあります。

授与所で頂いた由緒書きにも、その由来が記されていますので、ここに引用して紹介しますね。

 

 滝宮天満宮の前身ともいわれる滝宮龍燈院(うどん)発祥の地は、空海が甥 智泉大徳(空海十大弟子の一人)が初代住職となり空海遣唐使として唐に渡り習いし「うどん」を智泉に教え智泉は官吏として滝宮に住まいし病身な父(菅原氏ー道真公が一族)母(佐伯氏ー空海の姉)に食してもらったのが「うどん」発祥の地といわれる由縁です。毎年4月24日(うそかえ祭)に香川県製麺業界・綾川町のうどん研究会により、献麺式(うどんを神様に供える)を行い、その後龍燈院跡にて報恩感謝の祈りを捧げ皆様の健康、長寿を祈念いたしております。

 

それでは御朱印を頂きましょう。

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お隣の滝宮神社には授与所はありませんので、滝宮天満宮にて両社分の御朱印をお願いします。私のときは、一緒に梅と神馬が描かれたミニ絵馬を頂戴しました。

東京の日枝神社千代田区永田町)を参拝した際に栞を頂いたのですが、今回もありがたい気持ちにほっこりした私でした。


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滝宮神社。
鳥居をくぐってすぐ右折し、右の道(白い道)を50メートルほど進むと滝宮天満宮へ突き当たります。

 

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