杜の中の閑話室

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【群馬】上野国一宮「貫前神社」の見どころと御朱印

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 【2018年9月1日(土)奉拝】

一之宮貫前神社」は、経津主神(ふつぬしのかみ)と姫大神(ひめおおかみ)を祀る上野国(こうずけのくに)の一宮です。安閑(あんかん)天皇の元(531)年創建と伝えられる古社で、社殿まで登って下る「下り宮」は全国的にも珍しい。

また楼門、拝殿、幣殿、本殿それぞれが国の重要文化財に指定されています。

 

 

===も く じ=======

 

 

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貫前神社の鎮座地

上州一ノ宮駅から、徒歩約15分。

世界遺産富岡製糸場」から、車で約5分。

 

貫前神社の見どころ

貫前神社に行ってぜひ見て欲しい所、2箇所あります。

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 ⑴下り宮

 ⑵特殊な二階式本殿(国指定重要文化財

 

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 ♦︎境内図♦︎

 

 絵図入手次第、掲載します。

 

⑴下り宮

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社殿の配置は、石段の先の高いところに建てられる場合が多いのですが、当社は全国でも珍しい石段を下って参拝する「下り宮」となっています。「鵜戸神宮」(宮崎県日南市)や「草部吉見神社」(熊本県阿蘇郡高森町)とともに、「日本三大下り宮」と呼ばれています。

 

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しかし、なぜ下り宮となったのかはよく分かっていないのです。

 

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下って入り口の総門を見上げた写真です。
全国の神社では、本来下り宮ではなかったものの道路整備の都合により、後に下り宮となった神社があります。武蔵国の「谷保天満宮」(東京都国立市)は、その好例です。

 

⑵特殊な二階建ての本殿(国指定重要文化財

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当社で最も珍しいのが、本殿内部の二層式構造です。
外観は単層(一階)でありながら、内部は二階建てになっており、神座はその上層に安置されています。この建築様式を、「貫前造り」と言います。

 

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そして、神社・仏閣の建築によく見られる写真の三角のところを、破風(はふ)と言います。当社の破風には、「雷神小窓」という雷神像が描かれた小さな窓が付けられています。(写真が鮮明でないため、ウィキペディアから拝借しました)

 

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現在の本殿は、三代将軍徳川家光寛永12(1635)年に造営したものです。
また拝殿、楼門、回廊も時を同じく造営されました。その後、五代将軍徳川綱吉による大修理を経て、現在のような華麗な社殿へと生まれ変わりました。

御朱印

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授与所にて、 初穂料500円だったかと思います。

④明治から大正期の貫前神社(絵葉書)

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かつては、楼門の前に鳥居があったようです。

 

 

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貫前神社を参拝して 

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登って下る神社として、気になっていた神社にようやく参拝できました。
最寄の上州一ノ宮駅から徒歩で向かい、大鳥居までは登りでありながら、神門を潜ると急な下り階段となります。

 

通常では考えられない神社の配置に疑問を抱きますが、神門からの眺めは、社殿を取り巻く森と霧雨でしっとり濡れた味わい深い社殿の屋根に、歴史の重みを感じました。

 

下り宮に複雑な気持ちで、石段を下りればすぐ目の前に楼門があります。
楼門自体は小振りですが、何となく重厚感を感じるのは、屋根の横への拡がりと色でしょうか。

 

また、参拝後に当社を調べて驚いたのが、本殿の内部が二階建てということ。
文献にも記されているように、まさに外観からは想像もできない造りをしています。

 

神社建築を現地で拝観し、参拝後に神社を調査する。

私のマイブームとなっています。