杜の中の閑話室

神社を求め、ただ一人。山へ海へ里を歩く紀行譚!

【香川】県社「粟井神社」の見どころと御朱印

f:id:horo1332:20190329214133j:plain【2019年1月31日(木)奉拝】
香川県観音寺市に鎮座する「粟井神社(あわいじんじゃ)」は、天太玉命(あめのふとだまのみこと)を祀る神社です。讃岐忌部氏(さぬきいんべし)がこの地を開墾した際、氏神を祀ったのが始まりとされています。

境内には約3000株のあじさいが植わっており、6月から7月にかけて色とりどりの花が見られます。当社が「あじさいの宮」とも呼ばれる所以で、最大のイベントである「粟井あじさい祭り」には多くの参拝者が訪れています。

 

 

 

アクセス

高松自動車道大野原IC」から13分。
 (駐車場あり)
 

 

見どころ

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 ⑴粟井あじさい祭り

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 ⑴粟井あじさい祭り」約3000株のあじさいが咲き誇る!

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                (出典:「うどん県旅ネット(フォトダウンロード粟井神社)より)
毎年6月下旬のあじさいシーズンには「粟井あじさい祭り」が開催されます。
昭和60(1985)年頃から粟井自治会と市イベント協議会が植樹をはじめ、現在では約3000株ものあじさいが咲き誇ります。

 

あじさいの楽しみ方💡

あじさいの花の色は、何色あると思いますか???


基本の青、紫、ピンク、白に加え、同じ紫でも赤みがかった紫など、実は色の分類が出来ないほどたくさんあります。しかも、咲き始めから咲き終わりまで何度も色を変えることがあります。

その理由は土壌の酸性度が関係するのですが、詳しくは解明されていません。ただ一般には「酸性ならば青、アルカリ性ならば赤」になると言われています。

どんな色があるのか探してみるのも面白いかもしれませんね!

 

第33回「粟井あじさい祭り」(2019年)の日程💡

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詳しくはこちら↓

www.city.kanonji.kagawa.jp

 

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                 (出典:「うどん県旅ネット(フォトダウンロード粟井神社)より)


                             (出典:「観音寺市観光協会公式HP」)

 

 

f:id:horo1332:20190330224221j:plain             (出典:「うどん県旅ネット(フォトダウンドード粟井神社)より)  

 

 

御朱印情報

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       (粟井神社)  

 

受付時間

宮司宅へ訪問するため、10時頃〜16時頃が好ましい。

拝受場所

社頭の宮司宅にて依頼し、社務所にて拝受。

初穂料

志納(¥300)。

オリジナル御朱印

あり(あじさい柄¥1,200)。

備考

宮司不在の場合は書置きにて拝受可との情報があるが未確認。参拝前に事前連絡した上で、直接書いて頂いた方が良いでしょう。
・6月のあじさいシーズン中は、「あじさいの宮」の印が入る。

・希望すれば、「於(うえの)神社」(観音寺市粟井町上野)と「黒嶋神社」(観音寺市池之尻町)も拝受可。

粟井神社連絡先:0875- 27- 8223

 

於神社の鎮座地 

 

 

黒嶋神社の鎮座地

 

 

 

粟井神社を参拝して  

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                (拝殿と新調したばかりの社務所
冷たい雨が降りしきる中、粟井神社を参拝しました。
私が参拝したのは1月だったので、もちろんあじさいの花は見れません。ただ宮司宅を訪問するという荒行(言い過ぎ?)の末に手にした御朱印は、どの御朱印よりもありがたく感じました。

 

f:id:horo1332:20190330232950j:plain            (本殿にも冷たい雨が打ち付ける)

しかも、私が訪問した時に丁度帰宅されたのです。
お忙しい中、また帰宅したばかりというのに私のためにわざわざ社務所まで出向いてくださり、筆を執ってくれたのです。何ともありがたい話です。

また、当社にゆかりのある讃岐忌部氏(さぬきいんべし)のことや、兼務所のこと、宮司さんのこぼれ話など貴重なお話を拝聴しました。

 

そして、ある意味最も大きな収穫だったのが、当社の「神社誌」を頂いたことです。

 

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        (100ページ近くもある粟井神社誌は、難解な言葉が並ぶ)

たまたま由緒書きを切らしていたようで、暫し拝殿にこもった末に渡してくれたのがこの神社誌。非売品の当誌は、由緒書きよりも事細かく記載があり、十分と言っても過言ではない内容でした。

 

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   (境内から瀬戸内方面を望む)         (あじさいの季節が待ち遠しい!)

このように、宮司宅へ訪問して拝受する法はどうしても気むずかしい雰囲気が先行しますが、神職の方とお話できる良い機会ですし、これも一つのご縁だと感じています。もし訪問したい神社でためらっている方は、ちょっとだけ勇気を出して、
御朱印をいただけませんでしょうか?」と訊いてみてはいかがでしょうか。

神社が好きで御朱印を頂いているというスタンスであれば、きっと快諾してくれますよ!