【2019年3月2日(土)奉拝】【4月27日(土)奉拝】
東京都文京区根津に鎮座する「根津神社(ねづじんじゃ)」は、須佐之男命(すさのおのみこと)と大山咋命(おおやまくいのみこと)、誉田別命(ほんだわけのみこと)を祀る神社です。
東京大空襲や関東大震災を免れた社殿が現存しており、都内では貴重な江戸期の建造物として国の重要文化財に指定されています。近年「乙女稲荷神社」の千本鳥居が、外国人や若い女性に人気を博し、カメラを持参して参拝される方が増えています。また約100種3000株のつつじは、最も大きな見どころとして一見の価値あり。
- アクセス
- 開門時間
- 見どころ
- 境内案内図
- ⑴「表参道口」 根津神社の表玄関
- ⑵「楼門(国指定重要文化財)」
- ⑶「社殿(国指定重要文化財)」 空襲を免れた貴重な社殿
- ⑷「乙女稲荷神社と千本鳥居」インスタ映え人気スポット!
- ⑸「森鴎外碑銘水」 日露戦の戦利品台座
- ⑹「文豪の石」 文豪が腰掛けた石
- ⑺「文京つつじまつり」 根津神社最大の見どころ!
- 御朱印情報
- 根津神社を参拝して
アクセス
※電車
・東京メトロ千代田線「根津駅」「千駄木駅」から徒歩5分。
・東京メトロ南北線「東大前駅」から徒歩5分。
・東京メトロ三田線「白山駅」から徒歩10分。
※車
神社北側にコインパーキングがありますが、満車が多く電車(地下鉄)での参拝をおすすめします。
詳しくはこちら↓
開門時間
1月 |
6時00分〜17時00分 |
2月 |
6時00分〜17時30分 |
3月 |
6時00分〜18時00分 |
4月 |
6時00分〜18時00分 |
5月 |
6時00分〜18時00分 |
6月 |
5時00分〜18時00分 |
7月 |
5時00分〜18時00分 |
8月 |
5時00分〜18時00分 |
9月 |
6時00分〜18時00分 |
10月 |
6時00分〜17時30分 |
11月 |
6時00分〜17時00分 |
12月 |
6時00分〜17時00分 |
※2019年1月現在の情報です。
※年末年始は変更の場合あり。
出典元↓
見どころ
根津神社の見どころ、7箇所あります。
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⑴表参道口
⑵楼門(国指定重要文化財)
⑶社殿(国指定重要文化財)
⑷乙女稲荷と千本鳥居
⑸森鴎外碑銘水
⑹文豪の石
⑺文京つつじまつり
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境内案内図
(出典:「根津神社境内案内板」より一部編集)
⑴「表参道口」 根津神社の表玄関
(19/4/27撮影)
南側のこの鳥居が根津神社の入り口としておすすめです。
整備された参道と周辺の緑が清々しい社頭は、4月から5月上旬にかけ、鳥居の向こうにつつじが見えます。
(19/4/27撮影)
社号標や灯籠も上品に感じ、多くの人がここで写真を撮りますので、なるべく人が写り込まない頃合いを見計らってカメラを構えましょう。
(19/4/27撮影)
⑵「楼門(国指定重要文化財)」
(19/3/2撮影)
鳥居をくぐり最初に出迎えてくれる建物が楼門です。
いつ頃改修したのかは不明ですが、朱色と柵の緑色が映える鮮やかな色調が特徴的で、全体の大きさに比べ屋根の瓦が重すぎない印象を受けます。
(19/3/2撮影)
楼門の手前にある神橋とともに写真を撮るのがフォトジェニック。
宝永3(1706)年、社殿とともに建てられた楼門は、開放的な境内を象徴する歴史ある建造物です。天気の良い日に石に腰掛け、ただただぼうっと眺めているだけでも有意義な時間を過ごすことができるでしょう。
(19/4/27撮影)
つつじとのツーショットも撮れますよ。
⑶「社殿(国指定重要文化財)」 空襲を免れた貴重な社殿
(19/3/2撮影)
根津神社の社殿は、「日光東照宮(栃木県日光市)」と同じ拝殿、幣殿、本殿を連結させた「権現造り」という建築様式で建てられています。
社殿を構成する拝殿、幣殿、本殿の他、楼門、唐門、西門、透塀すべてが江戸中期に建てられた建造物であり、関東大震災や東京大空襲をも免れた都内の貴重な建物として国の重要文化財に指定されました。
(19/3/2撮影)
近世の社殿が残るとあって、感慨深いものがあります。
(19/4/27撮影)
都内でも人気が高く、若い女性から年配の方や、最近では外国の方まで多くの人が参拝に訪れます。団体のツアー客までいるため人のいない社殿の撮影は難しいのですが、上の写真は午前中の早い時間に訪問したため、タイミングよく撮影できたというラッキーな一枚。
⑷「乙女稲荷神社と千本鳥居」インスタ映え人気スポット!
(19/4/27撮影)
人気スポットの一つである「乙女稲荷神社」は、社名の通り女性が多く訪れる場所です。彼女らの人気は、当社の参道に立ち並ぶ「千本鳥居」です。
(19/3/2撮影)
稲荷神社の総本社「伏見稲荷大社(京都府京都市)」にある千本鳥居のように、いくつもの鳥居を建立したため、さながらトンネルのような様相を呈しています。
鳥居の中や、鳥居を横から撮影する構図がインスタ映えしますので、カメラを持った女性が多く訪れています。人が多いので、なるたけ午前中の早い時間がおすすめですよ。
(19/3/2撮影)
自分だけの好きな構図を探してみてはいかがでしょうか。
⑸「森鴎外碑銘水」 日露戦の戦利品台座
(19/3/2撮影)
近代の文豪で知られる森鴎外(もりおうがい)が奉納した、日露戦争の戦利品である砲弾を飾るための台座が残っています。
現在は水飲み場として活用されていますが、裏面には「戦利砲弾奉納 陸軍軍医監 森林太郎 陸軍少将中村愛三 明治三十九年九月十日建之」との銘があり、鴎外の奉納であることが記されています。
根津神社は森鴎外をはじめ、夏目漱石なども訪れています。明治の文豪が好きな方は、所縁のある場所として訪れて見ては。
⑹「文豪の石」 文豪が腰掛けた石
「森鴎外碑銘水」のすぐ側にある「文豪の石」です。
どこにでもある大きな石ですが、森鴎外や夏目漱石が当社を訪れた際、腰掛けていたといわれる石です。二人ともこの根津神社の近くに居を構え、鴎外の作品には当社の存在が記されています。
休日の朝、石に座って思索に耽ってみてはいかがでしょう。
なにか閃くかも知れませんよ。
⑺「文京つつじまつり」 根津神社最大の見どころ!
(19/4/27撮影)
約100種3,000株のつつじが咲き誇る姿は、根津神社最大の見どころです。
毎年4月から5月上旬にかけ、「文京つつじまつり」が開催されることでも知られており、期間中はつつじ苑の公開や、根津権現太鼓など様々な催しが開催されます。
(19/4/27撮影)
ちなみに、平成31年度は4月6日から5月6日にかけ開催されました。
まつり期間中の朝9時から17時30分の間は、つつじ苑に入苑できます。私は早咲き・中咲きが見頃を迎えた4月27日に訪れまして、絶好のお花見でした。
(19/4/27撮影)
最もベストな時間帯は、平日の朝。しかも入苑時間9時前にスタンバイする方法ですが、休日でも朝一に待機しておけば問題ありません。少し早めの8時30分頃に訪問し、入苑まで神社を参拝し、頃合いになれば入り口で待機しましょう。
人が多いですから、早め早めが肝心ですよ。
(入苑には、寄進料200円が必要です)
平成31年度のつつじまつりの詳細は、下記ページを参考にして下さい↓
御朱印情報
受付時間 |
【3月〜9月】 9時00分〜17時30分 |
拝受場所 |
授与所 |
初穂料 |
300円 |
オリジナル御朱印帳 |
神紋黒柄、つつじピンク(1200円) |
備考 |
・通年、限定御朱印はありません。 ・希望すれば、「駒込稲荷神社」と「乙女稲荷」も拝受可。 |
根津神社を参拝して
私にとっては、上京して間もなく参拝した思い出深い一社です。
南参道からの神池と神橋、楼門の配置が絶妙の上、広々とした境内の景観に感動し、都内の神社では最も多く今日まで3回 訪問しました。
(つつじにカメラを向ける人々)
そして景観はもちろんのこと、丘に咲き誇るつつじが大変美しい。
写真をいくつか載せましたが、もはや説明不要ですよね。
御朱印をお集めの方は、「乙女稲荷神社」や北側の「駒込稲荷神社」の御朱印も拝受できますのでお忘れなきよう。
また、近世の景観がまるまる残る境内と四季折々の花々やつつじにも目を向けて下さい。良い写真が撮れたらインスタグラムに投稿するも良し、自分で写真集を作ってみるのも面白いでしょう。
(カバレンゲ) (ヒノデノクモ)
根津神社は、都内の神社めぐりに是非とも加えて欲しい神社の一つです。