杜の中の閑話室

20代の若者がオススメの神社を紹介します!

鹿児島ひとり旅vol.2 霧島市「鹿児島神宮」

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え!? 結局来るの??

なんてこった。私は目を疑った。

昨日(8月6日)の時点では、台湾周辺で熱帯低気圧に変わる予報だったのに、昨日の今日で九州上陸のおそれなんて。あまりにも予報が変わり過ぎやしないか?これでは旅程を大幅に変更しなければならなくなる。23日あとの話ではない。既に現地入りしているのだ。

私は霧島神宮駅で台風情報を何度も確認した。

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霧島神宮駅改札口 台風の影響か怪しげな風が吹いてきた

結局のところ、8日の朝「鹿児島神宮」へ参拝し、郷のある香川へ帰省した。

本当なら9日鹿児島神宮へ参拝後、薩摩国一宮開聞の「牧聞神社」へ参り、10日に薩摩川内の一宮「新田神社」へお参りして帰省予定だったのだが、大幅な予定変更を余儀なくされた。

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曇天の社頭

さて、何はなくとも「鹿児島神宮」である。

同じ近所霧島市にジングーが2社もあるとは、なんとも興奮するではないか。〇〇ジンジャでも〇〇シャでもない、ジングーである。ただ私はこの鹿児島旅行において、伊勢神宮のような半年も前から期待して挑んだ旅路ではない。どちらかと言えば、神社参拝より初めて鹿児島へ訪問することにかなりのウエイトを置いている。全国47都道府県制覇へと、また一歩近づいたわけだ。 

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右)勅使殿奥に拝殿の天井絵が写り込んでしまったが、拝殿内部は撮影禁止なので注意して欲しい

見ず知らずの土地で現地の言葉や生活に触れ、時にはご当地グルメで舌鼓を打ち、全身でこの空気を感じたい。これが旅のモットーである。だからあまり神社自体に期待して訪れたわけではないけれど、正面のごつい勅使殿と拝殿の華麗な天井絵は中々見応えのあるお社だった。

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社務所前の「じんぐう茶屋」 仕込み中だが、美味しそうな香りが漂ってきた

ちなみに御朱印を受ける場合は勅使殿そばの授与所ではなく、社務所にて受け付けている。参拝者が多いときは時間がかかるだろうから、近くの「じんぐう茶屋」で待機していてもいいだろう。

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参道脇の七夕の笹 紙とペンが用意されており自由にくくりつけることができる

私は飛行機など交通事情でやむを得ない場合を除き、なるべく早朝参拝か朝の時間帯をねらって参拝している。朝の時間帯は人が少なく、おまけに空気も澄んでいて、境内の社叢は一日の中でもっとも神気に満ちているからである。そしてそんな清々しい境内を散策し、思索に耽るのだ。そうちょうど西田幾多郎哲学の道を歩いたように。大体12時間もすれば授与所が開くから、そこで御朱印を頂き、疲れたら近くのカフェにでも入って休憩する。ともすれば第二の人生を歩む爺の習慣のようでもあるが、若かろうが老いていようが関係なく、要は自分が愉しければ良いのである。誰の目を気にすることなく、生きている喜びを実感できるほど幸せなことはない。番号札と引き換えに、今日も鹿児島の地とご縁を頂いた。 

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9時30分発 隼人駅より鹿児島中央行きへ乗車 さらば鹿児島!

さて、私は晴れ男なのだろうか。天気予報は雨であり、てっきり朝起きるとざんざん振りの大雨かと思いきや、参拝中も一度も雨に降られることなく電車に乗ることができた。前にも言ったように、本来ならこの後牧聞神社を訪れ、明日には薩摩川内の新田神社へ向かう予定だったが残念。台風から身の安全を確保したとて、瀬戸大橋が渡れなくなっては帰郷できないし、元より新幹線の運休、更には橋の崩落など災害が起きてしまっては元も子もない。祈ったところでどうなるわけなし、おとなしく諦めて早いうちに帰るのが賢明な判断である。

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鹿児島中央駅で購入したさつま揚げ

私は台風から逃げるように鹿児島を後にするが、かるかん饅頭とさつま揚げというささやかな贈り物を抱えている。

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鹿児島神宮の神田と田の神像

そう言えば、神田に珍しい神像があってな、なんでもこの地方特有の田の神みたいなんよな。

あと、ホテルを予約したんじゃけど、チャックインの時受付の人から名前がないゆうて、俺は予約完了のメールもっとったけえそれ見せたら、「ああ、確かにうちのですね」言うんよ。まあ結局は向こうのミスで、ちゃんと予約されとったけえ、何とか無事泊まれたんじゃけどな。

そうそう、隼人駅の近くに大きな石塔があってな。その四隅にケッタイな石像があるんよ。南九州やったと思うんじゃけど、神社でもな、社頭に仁王みたいな石像を置く神社があるけえ、参考に撮りに行こうか思うたんじゃけど、結局帰ってもうたわ。

そう言えば、鹿児島神宮の境内でセミが羽化するとこ見たんじゃけど、アリも毛虫も来よったしあれはもうダメやったかも知れんな。まあ12時間ぐらい様子見んと何とも言えんけど。でもまあ、それも自然じゃけえな。

霧島神宮の門守が鹿児島神宮にもあってな、どうも他の神社にもおんなじようにあるんよな。ほいでな、ひょっとすると霧島地方にはああ言う神社配置が多いんかも知れんー。

 

整理するのも困難なほど、積もる話もある。帰郷するのが愉しみだ。