杜の中の閑話室

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【愛媛】国幣中社「伊曽乃神社」の見どころと御朱印

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【2019年5月4日(土)奉拝】
愛媛県西条市に鎮座する「伊曽乃神社(いその)」は、天照大神を祀る由緒ある神社です。その歴史、今を遡ること1800年ほど前の成務天皇7(137)年と伝えられ、奈良時代には伊予国第一の大社と称されました。

また当社の見どころとして、毎年10月に行われる例大祭(西条まつり)があります。市内から奉納される150以上ものだんじりのうち、伊曽乃神社から奉納されるだんじり・みこしは81台あり、ひとつの神社に奉納される数としては他に例のない大きなお祭りです。管理人はまだ取材したことがないため当記事では掲載せず、次期紹介することにします。

その他、「ISOの神社」の語呂合わせから、ISO取得の祈願も行なっています。

 

 

 

アクセス

 ※電車とタクシー

・JR伊予西条駅よりタクシーで約12分

※車

松山自動車道 「いよ西条IC」より車で約18分(高松方面より)
松山自動車道 「いよ小松IC」より車で約22分(松山方面より)

  大型の無料駐車場がありますが、10月15日の例大祭の時は使えないので注意!

見どころ

伊曽乃神社の見どころです。
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 ⑴社殿

 ⑵石鎚の投げ石

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境内案内図

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 ⑴「社殿」 四国では珍しい神明造の大型社殿

f:id:horo1332:20200419154334j:plain本殿とともに平入(ひらいり)の建築様式を採用した重厚な屋根が印象的なお社です。

ちなみに平入とは、建物の平側に出入口を設けた形式のことです。

当社の場合本殿と拝殿が平入という神社建築の一応の正道を守って造られており、なおかつ四国では神明系の大規模な社殿が少ない。

そういう意味では注目に値する神社ですよね。

 

f:id:horo1332:20190504122528j:plain境内も広く、社殿の周りからぐるりと拝観できるのでその大きさを実感できますよ。

 

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 「石鎚の投げ石」 石鎚山から飛んできた神聖な石 

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一の鳥居の近くに「石鎚(いしづち)の投げ石」という大きな石があります。

この石は伊曽乃神社の近くにある石鎚山から石鎚の神が投げた石と言われています。

伊曽乃神社の天照大神と石鎚の神は夫婦関係にあります。石鎚は登頂した際には石を投げるので、その場所を住みかとするよう伝えたようです。

 

f:id:horo1332:20200419172917j:plain写真は石鎚が投じた三つの石の一つで、この場所から石鎚山がよく見えます。

昔は山を崇める自然崇拝が中心でしたから、遥拝所として設置してから後々伝承が生まれたのかも知れません。ただ土地の人は神聖視していますので触らぬようお願いします。

 

ちなみに石鎚神社(口之宮)までは車で10分程と近いので、伊曽乃神社の参拝後に寄ってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

御朱印情報

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         (伊曽乃宮)      

 令和元(2019)年5月4日に執り行われた「践祚改元奉告祭(せんそかいげんほうこくさい)」に当たって頒布された御朱印です。践祚改元奉告祭は、天皇皇位につかれ、新しい元号に改まったことを神に報告する祭典です。

なお、践祚改元は5月1日~5月6日に、天皇陛下御譲位の御朱印は4月27日~4月30日に頒布され、共に初穂料は500円でした。

 

受付時間

9時〜16時30分

拝受場所

授与所

初穂料

300円(限定500円)

オリジナル御朱印

なし

備考

 

 

 

昭和初期の伊曽乃神社(絵葉書)

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社殿が改築される昭和15年の数年前に撮られた写真(絵葉書)です。

当時は茅葺の壮大な建物でした。

 

 

伊曽乃神社を参拝して

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                《広々とした参道》

松山へ行く道中に立ち寄った伊曽乃神社。

旧官国幣社の神社としてはどこか盛り上がりに欠けるような今一つ感が否めない神社ではありますが、たまたま改元の奉告祭とブッキングしてしまい多くの人出で賑わっていました。

社務所の人が言うには、自然と町内のだんじりが集まって来たのだとか。

 

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              《多くのだんじりが並ぶ》

だんじりには国旗と奉祝天皇陛下御即位の旗が掛けられ、部外者の私でもどことなく熱いものが込み上げてきます。

 


伊曽乃神社/令和元年 践祚改元奉告祭

 

さて、お祭りの一方でどこか寂しさを感じるのは、社殿が新しいからでしょうか。

現在の社殿は昭和15(1940)年紀元2600年の奉祝事業と、念願だった国幣中社昇格を祝して建てられたようです。その際社務所や付属建造物を建て替えたり、境内を整備したことかと思います。鳥居の様式にしても近代なのは明らかですね。

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               《吹き放しの回廊》

綺麗になるのは良いのですが、近代の国家神道に基づく社殿構成や周囲の景観は、それまでの古式を洗い流し一新する中でやや整い過ぎてしまった嫌いがあります。

 

それでも立派な御神木が健在し、ご利益を謳う神像や記念物が少なく、周囲の景観も観光地化されていないところは好しと見るべきなのかも知れません。

 

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                  《神門前の御神木》

 

この日は賑やかだったけど、普段は静かな神社なんですよ!